今から20年前、光GENJIや男闘呼組、忍者が解散した頃、ジャニーズでデビューしていたのは、少年隊、Smap、TOKIO、V6、KinKi Kidsぐらいでしたね。
その後、嵐やタキツバ、NewS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey!Say!JUMP、Kis-My-FT2、Sexy Zone、A.B.C.-Z、ジャニーズWESTとデビューしていきました。20年前のジャニーズと違うのは、デビューしても解散することがなくなったことでしょう。
以前別のコラムでも書きましたが、(ジャニーズエンターテイメント内の「ポジション争い」は今後より一層激しくなるだろう)解散がなくなったことによりジャニーズ事務所のタレントは飽和状態であり、これ以上仕事を増やすには海外進出しかないと思ってます。ただし、過去にジャニーズは何度も海外進出に失敗しているという現実もある。
なので、今は仕事を分け合っている状態です。CMを見ればわかりますよ。五輪のテーマソング、キリンやJALなどのトップクラススポンサーの仕事は嵐にまわってくる。育毛剤のCMがキンキ、山Pが脱毛のエタラビ…。
しかし、そんな中でも、デビュー予備軍のジャニーズ.Jrは育ってきている。デビュー間近と言われているグループがありますね。ここでは、ジャニーズで次にデビューするのはどのグループか?そして、時期はいつか?というのを、予想していきます。
スポンサーリンク
Contents
過去にジャニーズでデビューしたグループを検証
まずは、過去にジャニーズ事務所からデビューしたグループのパターンを検証します。過去のデビュー実績に必ずヒントがあるはずです。
デビュー年 | グループ | パターン | 補足・デビュー秘話 |
1987 | 光GENJI | デビュー直前に結成 | すでにイーグルスとしてCDデビューしていた年長者2人の光に、年少者5人のGENJIが合体して、光GENJIとなった。デビュー前はライト・イン・シャドウという名称だった時代も。 |
1988 | 男闘呼組 | ジャニーズ.Jr時代に結成 | ジャニーズ.Jr時代の下積みも長く、 満を持してのデビューとなる。 |
1990 | 忍者 | ジャニーズ.Jr時代に結成 | 少年隊のバックで踊っていた少年忍者の5人に、平家派の古川君がデビュー前に加入して6人に。 |
1991 | Smap | ジャニーズ.Jr時代に結成 | 光GENJIのバックとして踊っており、長い下積みの期間に知名度と実績を積み重ね、デビューを迎えた。 |
1994 | TOKIO | ジャニーズ.Jr時代に結成 | 光GENJIのバックをしていたデビュー前は5人だったが、長瀬君が加入して6人になったのち、デビュー前に小島君が突如消えて5人でデビューし物議をかもす。長瀬君が小島君のファンに生卵を投げつけられる一幕も。 |
1995 | V6 |
|
前年1994年の時点では、Vsixという名称で、「坂本昌行・井ノ原快彦・原知宏・長野博・佐野瑞樹・喜多見英明」のシルエットが載っていたが、いざデビューする時には、ジャニーズ.Sr(シニア)とも呼ばれた年長者3人に、剛健コンビで人気のあった2人、たけしの元気が出るテレビのオーディションで合格した岡田君の6人となった。 |
1997 | KinKi Kids | ジャニーズ.Jr時代に結成 | デビュー前からドラマに出演するなど、圧倒的な人気を誇り、満を持してのデビューとなる。 |
1999 | 嵐 |
|
タッキーを始めとする超黄金期のジャニーズ.Jrから選ばれた5人で、デビュー直前に結成。タッキーが漏れていることに衝撃が走った。 |
2002 | タッキー&翼 | ジャニーズ.Jr時代に結成 | 嵐のデビューのタイミングでデビューしなかったので、タッキーはもうデビューしないのだろう…と思っていた頃、デビューの発表となる。 |
2003 | NewS |
|
4TOPSの1人、山下智久に加え、関ジャニから2人、K.K.Kittyから3人、そこに増田君と森内君、そしてジュニア歴が浅い手越君を加えた9人でCDを出す。当時は寄せ集め感が半端なかった。 |
2004 | 関ジャニ∞ | ジャニーズ.Jr時代に結成 | ジャニーズ.Jr黄金期から人気・実績のある7人に、大倉君が加入して8人でのデビューに。錦戸君と内君はすでに前年にNewSとしてデビューしており、異例の掛け持ちデビューとなる。 |
2006 | KAT-TUN | ジャニーズ.Jr時代に結成 | 2001年結成。デビュー前からジャニーズ.Jrの中でも圧倒的な人気を誇り、仁亀の2人はドラマで主役に抜擢するほどの力の入れよう。ジャニーズの本気を感じた。満を持してのデビューとなる。 |
2007 | Hey!Say!JUMP |
|
ジャニーズ.Jrの人気グループYa-Ya-yah、JJ Express、Hey!Say!7が半ば合体するような形でメンバーが集められる。漏れたメンバーもおり、ジャニーズ史上もっとも後味が悪いデビューで、デビュー当時はNewS同様に寄せ集め感がすごかった。 |
2011 | Kis-My-Ft2 | ジャニーズ.Jr時代に結成 | A.B.C-Zとともに、下積みの長かったグループといってもいいキスマイ。宮田君とシンメだった玉森君が、前列の横尾君と入れ替わる形で、前列に加わり、デビューとなった。 |
2011 | Sexy Zone |
|
2009年に中山優馬 w/B.I.Shadowに参加していた中島君と菊池君を、ジュニア歴が浅い佐藤勝利君をセンターにして囲み、ジャニーズ最年少デビューのマリウス君と、松島君の5人で結成された。 |
2012 | A.B.C-Z | ジャニーズ.Jr時代に結成 | ジャニーズ.Jr時代、4人組のA.B.Cに、元JJ ExpressでHey!Say!JUMPに選ばれず悔しい思いをした橋本君が加入してA.B.C-Zに。地道な活動を経てデビュー。 |
2014 | ジャニーズWEST | ジャニーズ.Jr時代に結成 | 2013年末のカウコンで突如4人でのデビューを発表(中間君、桐山君、重岡君、小瀧君)、 翌年に3人が加わって7人でのデビューとなった。 |
上記を整理すると、いろいろと共通点がありますね。
特に顕著なのは、4年に一度のバレーボール大会で、デビュー(V6、嵐、Hey!Say!JUMP、Sexy Zone)していること。そして、バレーボールでデビューするグループはデビュー時に結成される新グループであるという点です。
しかし、デビューがあるだろうと予想されていた2015年は、予想を裏切るデビューなし!これには誰もが驚きました。すると、バレーボール大会のデビューで結成されるというパターンは、2011年のセクゾが最後となるのかもしれません。
逆をいえば、今後はジャニーズ.Jr時代にグループを結成して下積みを経て…というパターンのみになっていくのかも。
ただし、ジャニーズ事務所として躍起になっているのは、「未成年の不祥事による脱退」でしょう。過去を遡れば、タッキーといっしょにデビュー間近と言われていたジャニーズ.Jrが不祥事により解雇されたことにより、タッキーがデビューできなかったというのが最初でしょうか。
そして顕著なのが、NewS。2003年の森内君、2005年の内君、草野君と、立て続けにスキャンダルが出てしまったため、NewSは1年強の活動停止に。この一件があったために、KAT-TUNのデビューが遅れました。つまり、未成年でなくなればいい、一番年下の亀梨君が二十歳になるまで待とう、と。
(そういえば、デビューの半年ぐらい前に、未成年の亀梨君とジョッキビールが一緒に写ってる写メが世間に出回り、疑惑が浮上したこともありましたね)。
Hey!Say!JUMPやSexy Zoneは若いメンバーでデビューしましたが、エビキスもデビューまで時間を要すことになりました。
スポンサーリンク
デビュー候補は2組 キンプリ(Mr.King vs Mr.Prince)、ストーンズ(SixTONES)
現在、ジャニーズ.Jrのグループでデビュー間近と言われているのが、
- Mr.King vs Mr.Prince(ミスターキング ブイエス ミスタープリンス)
- SixTONES(ストーンズ)
の2グループですね(厳密にいうと、キンプリは現在Mr.KINGとPrinceに分かれて活動している)。
どちらが先に歌でデビューするのか?2グループともデビューできるのか?はたまた一部のメンバーだけなのか?これは蓋を開けないと分かりません。もちろん、2グループともデビューしてほしいです。
パンフレット ★ 薮宏太 ・八乙女光 (Ya-Ya-Yah) 2004 舞台 「Stand by Me」
しかし、過去の前例からいえば、4TOPS、K.K.Kitty、Ya-Ya-yah、JJ EXPRESSのように、既存のグループを解体し、一部のメンバーだけを集めてデビューというケース(NewS、Hey!Say!JUMP)もあるにはあるので、油断はできません。第二の山下翔央君、鮎川太陽君が出てしまう可能性もある(一時はNewSでデビューできなかった生田斗真君も同様に言われていましたが、俳優業で成り上がりました)。
また、イベントの期間中だけ結成され、すぐ解体となったグループもありました。I☆N☆G進行形(アイエヌジーしんこうけい)がそのひとつ。5人のメンバー誰一人デビューしませんでした。東新良和君はジャニーさんのスペオキだったみたいですが、露出も減ってるし、事務所を辞めたという噂も。
ガムシャラサマーステーション Mr.King vs Mr.Prince クリアファイル (Mr.Prince)
イベントの期間中…だけ、というと、キンプリが思い浮かびますが、現在はMr.KINGとPrinceに分かれて、それぞれの場で活躍しています。ここは、I☆N☆G進行形とは異なるところ。期待が持てますね。
加えて、個人的には現在のジャニーズ.Jrのなかで圧倒的な人気を誇る岩橋玄樹君を、ジャニーズがどこまで温めるのか?これは見ものですね。過去で言えば、タッキー、山P、仁亀コンビくらいの逸材と言われています。
一方、これは間違い無いないだろう!といえるのは、ストーンズがデビューするのであれば、森本慎太郎君が二十歳になるのを待つでしょうね。そう、KAT-TUNの亀梨君の時みたいに。
ストーンズの田中樹君の兄貴は元KAT-TUNで解雇された田中聖君、森本慎太郎君の兄貴は元Hey!Say!JUMPで不祥事で脱退した森本龍太郎君です。ここはジャニーズ事務所側としては慎重に慎重を重ね、石橋を叩いて渡ると思いますよ。もちろん、血縁関係があるだけで本人たちが素行不良とか、どうこうということはないでしょうけれど。
まとめ
これまで、ジャニーズのデビューは何グループも見届けてきました。といっても、ジャニーさんが何を考えているかは、今も分かりません。
バレーボールでのデビューの可能性も少なくなった今、どのイベントで出てくるのか?楽しみに、経過を見ていきたいと思います。