ジャニーズの歌う曲で今も勇気をもらう曲といえば何か?と聞かれたら、迷わず光GENJIの「勇気100%」と答えます。その光GENJIの勇気100%について語ります。
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勇気100%
「勇気100%」は、光GENJIが1993年にリリースした歌です。人気アニメ忍たま乱太郎の主題歌として歌われており、後に2002年Ya-Ya-yah、2010年NYC、2012年Sexy Zoneによってカバーされています。
光GENJIの勇気100%がリリースされた1993年当時、わたしは小学3年生でした。学校から家に帰った夕方、テレビを3チャンネル(当時の関東 地上波NHK教育は3チャンネルだった)に合わせれば忍たま乱太郎がやっていて、オープニングは光GENJIの勇気100%でした。
エンディングには、光GENJI Super 5の「Don't mind 涙」というイメージ。今、30代の方が過去の記憶を探ると、あー!そうだった!あの頃に戻りたい!という方も多いのではないでしょうか?
当時小学生だったわたしの勇気100%に対する印象は、
- 元気がある明るい歌
- メロディーが好きな歌
といったところ。好きな曲調ではあるけれど、アニメの曲というイメージは脱していない。「光GENJIが歌ってたよねー」、あるいは「あ、あれ光GENJIが歌ってたんだー」という方も多いかもしれません。
2番の歌詞が神がかっている
勇気100%の歌詞といえば、1番の歌詞の印象が強いと思います。1番の印象が強い理由は、アニメ(忍たま乱太郎)では1番の歌詞しか流れないからです。
がっかりしてめそめそして どうしたんだい
太陽みたいに笑う きみはどこだい
Wow Wowやりたいこと やったもん勝ち 青春なら
つらいときはいつだって そばにいるから夢はでかくなけりゃ つまらないだろう
胸をたたいて 冒険しようそうさ100%勇気 もうがんばるしかないさ
この世界中の元気抱きしめながら
そうさ100%勇気 もうやりきるしかないさ
ぼくたちが持てる輝き 永遠に忘れないでね
1番の歌詞は抽象的。個人的なアンサーを言うならば、
やりたいこと?やりたいけど、まあ、青春ならいいよね。夢はでかいほうがいいけど、冒険もできないよなー。がんばるしかないと言われても、…がんばってるつもりだよ。世界中の元気抱きしめてと言われても、世界を知らないし…。輝きを永遠に忘れない、と言われてもねぇ。
歌詞が琴線に触れない。響いてこない。どこか客観的なのである。
では、2番の歌詞はどうですか?
ぶつかったり 傷ついたり すればいいさ
HEARTが燃えているなら 後悔しない
Wow Wowじっとしてちゃ はじまらない このときめき
きみと追いかけていける 風が好きだよ昨日 飛べなかった 空があるなら
いまあるチャンス つかんでみようそうさ100%勇気 さぁ飛び込むしかないさ
まだ涙だけで終わる ときじゃないだろう
そうさ100%勇気 もう ふりむいちゃいけない
ぼくたちはぼくたちらしく どこまでも駆けていくのさ
2番の歌詞は、アニメでは流れない。だからこそ新鮮に感じるというのもあるけれど、当時小学生だった子供が大人になった今、すごく背中を押される歌詞だということに気づく。
ぶつかったり傷ついたりすることもあった。失敗したこともある。人に知られたくない涙を流したこともある。ただ、涙だけで終わるものか!ふりむかずに進むしかないんだ。飛び込むしかない?そうだ、飛び込もう!
Hikaru Genji "Yuuki 100%"の動画のコメント欄を見ると、当時小学生だった子どもたちがが今30代になり、その歌声や歌詞に「今」、「勇気」をもらっているのがわかる。20年以上経ってからその歌詞の意味や言葉が琴線に触れる、光GENJIの贈ったタイムカプセル。
— 🌈Johnny's A GO GO (@Johnnysagogo) 2017年1月6日
つまり、勇気100%という曲は、一曲まるまる聴かないと、本当の勇気が湧き出ない曲だということです。
今や光GENJIと切っても切り離せないのが動画サイトYouTube。
光GENJIのYouTube動画で最も再生回数が多いのは、Hikaru Genji "Yuuki 100%"というタイトルの動画。2017年1月6日現在、再生数は4,939,061回。https://t.co/l2si3fv3TH#光GENJI #hikarugenji
— 🌈Johnny's A GO GO (@Johnnysagogo) 2017年1月6日
再評価される光GENJIの楽曲の中で、もっとも再生数が多いのが、光GENJIの勇気100%です。そのコメント欄を見ると、
他の人も言ってるけどこの曲、2番の歌詞が素敵過ぎる
数あるジャニーズの歌の中で一番好きな歌
この曲って光GENJIだったのかー。 すげー好き
歌詞に泣いた
勇気100% 大人になってから、色々嫌な事や落ち込む事、不安な事が多いけどこの曲を聴くといつも力が沸いてきて、難しいこと考えるよりも、この歌詞のように、やりきるしかないさ、と自分に言い聞かせています。他にも沢山いいフレーズがあるので、凹んでいるとき聴くとほんと勇気もらいます。こんな素晴らしい曲と歌詞をつけた人まじ神です!
光GENJIのバージョンの勇気100%は、 前奏を聞いているだけでもワクワクさせてくれる
小学生のころは普通に楽しんで興奮して聴いて楽しんでいたけど、改めて聴くと希望と勇気を与える素晴らしい曲だと気付く・・・。
Hikaru Genji "Yuuki 100%"の動画のコメント欄を見ると、当時小学生だった子どもたちがが今30代になり、その歌声や歌詞に「今」、「勇気」をもらっているのがわかる。20年以上経ってからその歌詞の意味や言葉が琴線に触れる、光GENJIの贈ったタイムカプセル。
— 🌈Johnny's A GO GO (@Johnnysagogo) 2017年1月6日
1993年にリリースされた当時小学生だった子どもたちが、20数年後にその歌詞の意味に気づき、背中を押されている。そう、勇気100%は、光GENJIが贈った勇気が湧き出るタイムカプセルなのです。
勇気100%がYuuki100%に
この動画のup主さんがどのような方かは知りませんが、外国人の方のコメントも多く見受けられます。英語のタイトルHikaru Genji "Yuuki 100%"と付けたためか?はたまた人気アニメ忍たま乱太郎のキャラクターが表示されているからか?忍者(Njija)という日本を代表する文化と紐づけされているからか?
真相はわかりませんが、インターネットが一般家庭に普及する前に解散(1995年)してしまった光GENJIが、本人たちの知らないところでグローバル化しているのがわかります。
まとめ
これを言うと各方面から怒られそうですが、勇気100%は世界になんちゃらの花よりも、よっぽど勇気づけられる名曲だと思う。と同時に、世界でグローバルに通用する曲であると思う。
疲れたときや悩んでいる時に、32才になった今でも、勇気づけられています。嗚呼、光GENJIよ。まだ涙だけで終わるときじゃない!飛び込む、勇気をくれてありがとう!